はい、タイトルが長い。まあさ、一回聞いてよ。
年上の人たちに囲まれて生きてきたと思う
わたしは子供のころから周囲が年上だらけだった。2人姉妹で姉は6歳離れているし、親戚中見ても従兄弟たちもみんな年上で私が一番下。今でも親戚で集まると「若いね~」って言われるよ。もう30代なのに。笑
それが関係あるかはわからないけど、友人関係もその多くがみんな年上だと思う。わたしの今の交友関係って20歳くらいの頃からの付き合いになる人たちが多いけど、もうその頃からね、みーんな言うのよ。
「いま〇〇歳??うわ~これからなんでもできるじゃん!」
正直ね、結構これ言われるの嫌いだった。何をせいぜい5歳くらい違うだけでと思ったし、高卒で社会人になって働き始めの頃のわたしは絶望的な収入で特にできることもなく、それこそ人生に絶望してた。
“なんでもできる”じゃない。”なにもできない”から困ってるのにうるさいなって。5歳年上の当時の彼等が自分の人生に言い訳をするために私の年齢を利用しているとさえ思った。笑
なんかね、無責任に感じたんだよ。何かになるための方法なんて教えてもくれないのに、今現在の人生にこんなに悩んでる自分になんでそんなこと言えるの?みんな嫌い。社会、嫌い。何もうまくいくわけない。
自分のコンプレックスの根源が家族と自分自身だってわかってたから、問題が根深すぎて解決なんてできないしずっとこのままなんだって思ってたんだよね。
何も持ってないからこそ身軽だった
正しく言えば、何も持っていないと感じていただけかもしれないけど、自分には何もないし逆に失敗しても大丈夫だって思えてきたのが22歳の頃。
何かになりたかった。何か、ほかの人が「わ、すごい」って思うような何か。
学歴コンプレックスには大いに悩まされたけど、何でもいいから何かになりたくて、学歴がなくても手が出せそうだと思ったからエンジニアになろうって決めた。お金稼げそうだし。
わたしはね、別に高校生のときに勉強ができなかったわけじゃないの。勉強のコツを知ったのが中学3年生の頃で、高校時代はいつも成績が良かった。(体育以外)(サボってたから)だからたくさん勉強しなきゃいけないことに対して抵抗は薄かったの。すごいんだよ、たったの1年で資格が4個も取れたの。
エンジニアになるって決めたときに同時に将来は会社員やめて独立しようって決めてたから、なんかすごい頑張れた。
なんでもできる、そうだと思う
エンジニアになるって決めて、何もわからない状態からとりあえず未経験採用してて入社時研修してくれる会社に入社した。ま、じ、で、人生で一番勉強したよ。本当に何も知らないのに1ヶ月で資格を取るの。
これ、セオリーね。未経験で受ける入社時研修はほとんどの場合で何かしらの資格を1ヶ月で取ることを要求されて、2ヶ月目からはその無理やり取得した資格を引っ提げて客先なりの現場に出向く。そしてそこからも毎日意味の分からない業務内容を通して力をつけていくわけよ、大変だよね。ちなみに同期は2週間で4人減りました。
ITとかエンジニアって言ってもカテゴリがたくさんあるんだけど、わたしが今扱っているネットワーク系に方針が固まるまで1年半かかったかな。毎日お仕事行って、通勤の電車や帰宅後に家でも勉強した。資格もたくさん取った。
そうやって一生懸命勉強して、実務で経験積んで、どんどん自信がついて6年で独立。
そう思うと本当になんでもできるってことなのかもしれない。ていうか、周りがそうやってわたしに刷り込み続けたから、自然と体がそういう風に動いたのかもしれない。今ではみんなに感謝してるよ。無責任だなとは思うけど。笑
そして独立から3年、とうとう法人化に向けて進み始めている。人生ってどうにでもなるんだね。きっと数年経ったらまたなんか違う動きしてるよ、わたし懲りないし、自分次第で変わるのは確かだと思う。
最近お仕事が忙しくて毎日毎日睡眠時間を削ってこなしてたから気持ちが落ちてたんだけど、なんか今日、ここに来るまで頑張ってきた自分を思い出したら何があっても大丈夫だと思えたの。
ぜんぜん大丈夫だ。まだまだいけるし、自分で自分をコントロールできることがわたしの強みだと思う。これからも強気でいこう。
おぴまい
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